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「年功序列」「成果主義」「能力主義」の違いってなに?

2018-01-29 10:29:00
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企業における人事評価制度は、評価の比重をどこに置くかによって「年功序列」「成果主義」「能力主義」の大きく3つにわかれます。

制度別に概要をまとめましたので違いを見ていきましょう。

 

年功序列

年齢や勤続年数などで評価する制度です。年齢や勤続年数を重ねた分、知識や能力も蓄積されるという考えを基準に報酬や人事を決めます。

年功序列には、年齢や勤続年数に応じた昇給・昇格が確約されている、役職と年齢の上下逆転などで生じる人間関係のいざこざが起こりにくいなど、会社や社員の安定性を重視したメリットがあります。
しかし、制度の性格上どんなに成果をあげても評価に反映されにくく、社員の労働意欲や自発的に新しいことを生み出す意欲が低下しやすくなるなどのデメリットもあります。

 

成果主義

肩書や年齢や学歴などではなく、仕事をした成果を評価する制度です。
個人の実力を含めて「売上などの数字」や「プロジェクトの達成度」などの成果を公平に評価するため、年齢や勤続年数に関わらず頑張って成果を出せば、昇給や昇格につながる可能性があります。

ただし、成果主義の運用には、職種の性格を考慮した成果の定義や評価の基準を定めることが大切です。
例えば、営業職は目標や成果を数値で表しやすいのに対し、総務や経理などの事務職は数値で表しにくい業務が多いため、それぞれの職種にあった指標が必要になります。

 

能力主義

肩書や年齢や学歴などではなく、仕事をする能力を評価する制度です。業務を遂行するための技術・知識・姿勢などを「能力」とし、業務の過程も評価対象になります。

例えば、研究や開発などの長い期間をかけて成果を出す分野では、成果をあげられない段階でもその業務の過程や取り組む姿勢を見て評価をするため、新しい研究や開発を意欲的に行う環境を作りに役立ちます。

しかし、能力主義は何をもって能力とするか明確にしなければ公平に評価することが難しいため、職種や業務内容に合わせた明確な評価基準を定めることが必要です。

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